目呂二の追分猫日和

目呂二の追分猫日和2009 ポスター半世紀の時を経てよみがえる、
いとおしき恋猫たち。

2009年10月29日(木)〜11月8日(日)
場所:村の古本屋「追分コロニー」

目呂二没後50年というメモリアルイヤーに催すことができた目呂二ライブラリー初の企画展。
この記念すべきイベントの会場は、遠い昔に目呂二すの子が行き来した里山に建つ、古本屋「追分コロニー」さん。 不思議なご縁で繋がったこの場所で、目呂二の代名詞とも言うべき “猫” 作品たちをお披露目することができました。

「ふるほん」の暖簾をくぐって靴を脱いで入店。 ご当地セレクトされた
沢山の本の間を通って、奥のエントランスで 『舞い猫』 が皆さんをお出迎え。

入口 舞い猫未公開作品を含む目呂二の創作招き猫『芸者招き』(縁福猫)や俳画猫絵、掛け軸、郷土玩具猫など数十点がお目見えしました。 店内一番奥の暖炉の前に気持ちよさそうに寝る『ブロンズの猫』たち。

コロニー暖炉前 猫

同じ作家のものとは思えない様々な手法で生み出された“目呂二の猫たち”に、猫好きでなくとも楽しんでいただけたのではないでしょうか。
途中、地元の軽井沢新聞や、信濃毎日新聞から取材を受けたこともあり、目呂二を知らなかった地元の方々も多く足を運んで頂くこととなりました。

猫ランキング1位 すましブロンズ猫

猫ランキング1位 すましブロンズ猫

お越しいただいた皆さまに、“恋猫ランキング”という好きになった猫作品を選んで投票してもらった結果、会場で一番いいポジションにいた “ブロンズのすまし猫”が、見事1位となりました。ご投票者のコメント
◎猫らしいしなやかさを感じる
◎1番お行儀が良い
◎思わず撫でたくなる表情です 等たくさんの猫コメントいただきました。
小さな会場ならではのミニ企画に、快くご参加いただいた皆様、あらためて御礼申し上げます。 どんな猫作品が人気なのかとても参考になりました。

中日に雪が降るということもありましたが、紅葉も残る軽井沢追分での初企画展は無事に終了いたしました。
ご協力いただきました多くの関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

尚、追分コロニーさんのブログ『眠りから覚めたねこ』から『帰っていった猫』にも詳細に綴られておりますので是非!