目呂二は、己が興をそそられた様々の物について、極めて克明なる描写をし、画帖として残している。 そのジャンルは、植物、小動物、菌類、はては全国の銘菓にまで及び、それらはもはや博物学的とも言える記録である。
全98ページ 昭和20年代
軽井沢追分で採れたきのこ観察。 その形態と色は、驚くほど実物に迫っている。