昭和52年 200部限定て刊行。 戦前より萩原井泉水(1884-1976)の自由律俳に共感し、絵筆とともに生涯に亘って句作を続けた。 整然たる五七五の音節よりも、自由律の微分的なリズムの方が、刻々と変化する自然をありのままスケッチするのにも似て、目呂二の性分に合っていたのだろう。 すの子により厳選された411の句が集録されている。