【いのち(命)】
人間は云うに及ばず、動・植物(虫も)にも、神様が与えて下さった“いのち”をもって生きている。
考えてみると、もの云わぬ道具や衣服にも、それなりの“いのち”がある。
修繕すれば復活するだろう。あれたちにもまだ “いのち” が宿っている。
悪者の代名詞になっている鴉(からす)にも、人間には不都合と思われがちな、野生動物も命を全うしようと、それなりに懸命に生きているのだ。
人間だけが何をしても良い、のではない。
ありがたく他者の“いのち”を(穀物・肉・魚・野菜など)頂戴して生きていることを、忘れてはならない・・・・・
父(目呂二)は折に触れ、禅宗のお坊さんのようなはなしをしてくれました。
人生の在り方を、自分なりに時・処により嫌味なく、だんだんと話した人でした。
そんな父の考えが染み込んで、今では私の考え、思いになっているのです。
(K・ソロ)
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